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投稿日:2019-08-01
更新日:2019-08-03
ニュートン力学 / ニュートン力学に関するよくある誤解 / ニュートン力学とは?
ニュートン力学 / ニュートン力学に関するよくある誤解 / ニュートン力学とは?
ニュートン力学
平仮名表記
ニュートンりきがく
英語表記
Newtonian mechanics
ニュートン力学に関するよくある誤解
ニュートン力学と呼ばれる論文は存在しない
・1687年、アイザック・ニュートンが発表した著書名は『自然哲学の数学的諸原理』(しぜんてつがくのすうがくてきしょげんり、拉: Philosophiæ Naturalis Principia Mathematica)
・この論文で述べられた理論が後に、「アインシュタインの相対性理論」あるいは「量子力学」などと対比して、「ニュートン力学」と呼ばれるようになった
ニュートンが発表した内容そのものを厳密に指す言葉ではない
・ニュートンが発表した内容には、十分に論理的とは言えない点も含まれている
・該当部分に関しては、その後の時代の多くの人々によって整理しなおされ、別の説明方法も与えられている
・そのため、大学などで「ニュートン力学」と呼ばれている体系は、「ニュートンが発表した内容」を出発点としつつも多くの人々によって改良された、「相対性理論」以前の古典力学の体系と見なすのが適切である
ニュートン力学とは?
運動の法則を数学的に論じ、天体の運動や万有引力の法則を扱っている
物体を「重心に全質量が集中し大きさをもたない質点」とみなし、その質点の運動に関する性質を法則化し、以下の運動の3法則を提唱した
これらの法則は、質点とは見なせない物体(剛体、弾性体、流体などの連続体)に対しても基礎となる考え方である